この時期、あせもで身体が痒い!なんて方、多いのではないでしょうか?
私もそんな一人です。特に背中に汗をかく事が多く、じっとり状態が続いてしまうとぷつぷつと背中に痒みが出てきてしまいます。
毎年悩みのこのあせも。子供か!と自分に突っ込んでしまいたくなるのですが、薬もなるべく使いたくないのが本音。
こんな時、身近なこの薬草でお風呂なんていかがでしょうか?
アカメガシワ
【特徴】成長が早く、高さ10メートルにも達する落葉高木です。林が伐採されたり、山地が崩壊して緑が剥ぎ取られると真っ先に出芽して緑を作る、緑のパイオニアの樹木。出芽の早さは、その非常に強い生命力から。種子の寿命は100年にも及び、樹下に落下した種子は、発芽条件が整うまで(陽光を受け地温が上がるまで)長い年月土の中で待ち続けています。我が家の庭にも、春が過ぎたころに突然その姿を現しみるみるうちに立派な樹木へと成長するので驚きます。ほおっておくと簡単に大きく太い幹へと成長してしまう、ちょっぴり目が離せない植物の一つ。
【薬用部】樹皮・葉
【採取時期】夏
【作り方】晩春~夏の葉と樹皮を水洗い後、刻んで日干しにする。冬季の採取はアレルギー症状を起こすことがあるので注意。
【薬効や使い方】お茶・浴剤として。樹皮のお茶は胃潰瘍の予防、十二指腸潰瘍の予防、胃酸過多、整腸、炎症、鎮痛。葉は腫物、あせも、湿疹、収れん(皮膚の粘膜組織を引き締める)。アカメガシワの葉、茎、樹皮を浴剤として使用すれば、あせもや皮膚病、リューマチ、神経痛に良いとされています。
【名前の由来】見た目には柏の葉には似ていませんが、その昔この葉に食べ物を乗せて神前に供えたり、団子を包んで蒸したところから、その利用法が柏の葉に似ているという事で、赤芽柏(アカメガシワ)という名がついたそうです。
毎年、アカメガシワの葉を乾燥させてお茶用に保存していましたが、あせもが落ち着いたらいいなと思い立ち、初めての浴剤として利用してみました。
使い方は簡単!生の葉を適当に10枚ほど採取し、さっと汚れを水洗いして洗濯ネットにまとめて入れてお風呂へポン!
お風呂の中でもたくさんもみもみ。洗濯ネットを痒いところへすりすり。
身体もじっくり温まり、お風呂上がりの汗はさらっさら!
夜中も痒みはあるものの、肌を触ってもさらりと気持ちよく、朝になっても炎症が引いてくれていたのには驚きました。
これは毎日でも入りたい!!久しぶりに薬草湯のポテンシャルの高さに感動♡
もしお庭に生えている方がいたら、ぜひ利用してみてくださいね!
☆みちくさ魔女のワンポイントアドバイス☆
乾燥した葉や茎をお風呂で利用する場合は、一度煮出してからが薬効がたくさん抽出できるのでお勧めです。
もちろんお茶でも飲めるので、お茶用に煮出したものをお風呂に入れても!
煮出し液をスプレー容器に入れて肌に擦り込んでも!熱くてお風呂につかりたがらないお子さんでも、このスプレーをたっぷりつけてあげたらよさそうですよね!この場合は、2~3日で使いきれる量を用意してくださいね。もちろん冷蔵庫保存は必須です。
*ご自身で採取される場合は、しっかり調べてから自己責任でお願いします。間違えたものを利用されたとしても責任は負いかねます。
*全ての方のお肌に合うというわけではありません。合わない場合は使用を中止してください。
暑い夏を工夫しながら乗り切っていきましょう(*^-^*)
さてさてそんな今、もりもり元気なこの野草スベリヒユも食べごろですよ♪
畑にどっさり生えている方は食べてみてくださいね~!
我が家のおすすめの食べ方はさっと湯通ししたお浸しやたたき。
粘りと酸味が特徴のこのスベリヒユ。つるむらさきよりも好き♡
こちら、来週12日の薬草教室でもお出しする予定です。この日は食べられる野草探しがテーマです!おにぎり持参でご参加ください( *´艸`)詳細は⇩です。
○12日「食べられる野草探し&試食付き」おにぎり&エプロンご持参ください。 2,800円 10時~12時半
・・・我が家の畑やお庭を歩き、この季節の食べられる野草を摘んで簡単なお昼を楽しみましょう。これからの時代、すぐ手に入るもので食べられるものを知っておくことは生きていく力になると思います。栄養も豊富な野草。いざという時の為に覚えておいて損はありません♪レシピはその時次第。リアルおままごとを楽しみたい方は是非!子供の時を思い出しながらワクワクしましょう(*^-^*)
お申し込みはsalon.mwanga@gmail.comまで!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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